術後6週ーーこんなに良くなっていいんでしょうか?

 先週から今週にかけての回復具合は我ながら驚異的。

 膝回りは固くて、テーピングをがっつりされているような感覚だったのだけど、先週から毎日一枚ずつそのテープが取れていく感じがした。特に木曜日の朝起きてみると、テープが5枚くらい取れたような感覚で、とても軽く感じた。

 正直言って、こんなに良くなってしまっていいのだろうか・・・と不安になるくらい。

 歩きはスタスタ、階段も膝のこわばりがほとんど感じられない。

 痛みは当然ない。

 たまーに、「あのー、わたし、切って貼ってつないだんですけど」と、ヒザさんが自己主張するかのように、ちくっと痛む程度。

 じっとしている限り、何も感じない。

 屈曲も順調。

 長く歩くと(60分くらいは平気で歩ける)、膝がわずかに熱をもつので、必ずアイシングする。

 金曜日は川奈へ。

 まずは念願のいちご狩り。

 そして赤沢温泉へ。

 土曜日の朝、小室山「登山」。

 普通なら、10分か15分くらいで頂上に着くぐらいのルートをゆっくり登る。

 トータルで90分は歩いたり、立ったままだった。

 車に戻ると、なんと、右足ではなく、左足がだるい。

 相方が肩に塗っていたゼノールを借りてふくらはぎにヌリヌリすると、あっというまにだるさが取れて、これもびっくり。

 お昼は峠の茶屋で麦とろめしセットを平らげる。

 帰宅して、膝をマッサージして、いつものリハビリメニューをこなして、早めに寝たのだが、翌日はなかなか起きられなかった。

 久しぶりの遠出で疲れたらしい。

 今日も二時間ほど外をウロウロして、さすがに膝が熱をもってきたのでアイシング。

 今でもジョグはできそうな・・・しないけど。

 

術後5週間ーー再び、メニュー追加

 術後5週目の診察。

 私は前回の術後3週目の診察で装具を外していいことになっていたので、今日の診察は1分。

 「あとは待つだけ。リハビリ頑張って」とU先生のコメント。

 術後8週目からジョグ開始なので、それに合わせて3月の診察を設定していただく。

 診察の後は、リハビリ室へ。

 伸展で苦労しているが、マッサージとリハビリの後、伸展もほぼ目標値に達した。力を入れなくてもまっすぐに伸びている。

 この状態がすぐ得られるように丹念にマッサージを続けるのみ。

 膝回りの硬さも徐々にほぐれてきている。

 「切って貼ってつないだんだから、すぐに元に戻らなくて当たりまえ〜」と言ったら、PTの先生に笑われてしまった。

 エアロバイクは60wまで強度を上げた。

 新しいメニューでゴムを使ったバランスウォークを5往復。

 前回の通院後、私の歩く速さはスタスタと、もはや普通の人並となり、「近寄らないで光線」を出さなくてもOK

 リハビリは来週も設定していただき、片足スクワットがメニューに入る予定。

 これまで体に染みついた悪い癖を矯正しながらのリハビリ。

 一日二回、合計すると3時間くらいはじっくり動いている。

 リハビリには、今までしていなかった筋トレやバランス筋トレも入っているので、運動解禁の7月にはパフォーマンスが上がっている予感すら覚える。

 術後5週で、ここまで楽観的になれるって、すごくない?

 U先生にもPTの先生にも感謝。

 

 

 

術後一ヶ月ーーエアロバイクを15分

 術後一ヶ月が経った。

 診察なしのリハビリのみ。

 念願の自転車がメニューに加わる。

 しかし、動かない自転車は漕いでもいいけど、街中ではまだ乗っちゃダメらしい。

 400Watで40rpmで、まずは15分から。

 このほか、新しいメニューとして、壁押しスクワット 10回×3セット。

 片足立位バランス 3秒×5回×4セット。

 屈曲は125度で始まり、135度まで。

 足がねじれていて伸展が完全にならないので、伸展の方に時間をかけるようにコメントされる。

 ゴッドハンドがマッサージしてくれて、右ふくらはぎ下の、くっついている腱と筋を引き剥がそうとしてくれるのだが、痛いのなんのって・・・

 このせいで、右足が外に流れてしまうので伸展が完璧にならない。

 大腿の内側の筋肉も動きづらい。

 生活の中でも自転車OKになると思ってたから、ちょい、がっかり。

 でも、まだ一ヶ月だしね。

 術後二ヶ月になるとお許しが出るらしい。それまで動かない自転車で我慢。

 U先生がリハビリ室を見回りして、一人一人の状態をニコニコしながら点検していた。

術後3週間と1日ーー大きな船に乗って

 昨日の診察とリハビリで気が大きくなってしまい、歩く距離が伸びた。

 俗に、大船に乗った気分、という。

 車の運転も問題なかった。

 階段も遠慮なく登り降りする。

 ただし、歩きも階段もゆっくり時間をかける。つまづかないように、コケないように。

 公共交通機関を使う時には、わざと手すりにつかまって、周りの人に、「私は足が悪いんです」光線を出しまくり、「寄ってこないで」光線も出しまくる。

 実は手すりがなくても普通に歩ける。

 PTの先生曰く、「シロウトが見たら、普通に歩いているように見える」とのこと。

 しかも、手術前に購入した、装具をつけてもはける太いパンツのおかげで、装具も見えないから、よけいに普通に見える。

 そうなると、「普通に歩いている人」だと思われる。それにしちゃトロトロ歩いてるなあと思われて、急いで歩く通行人にタックルされかねない。

 だから、わざと手すりつかまり作戦に出ている。

 歩いても痛みはない。

 痛くはないのだけど、重いような怠いような感覚があって、疲労感がある。

 もちろん、可動域は制限されているから、その範囲を超えると痛い。

 帰宅すると必ずアイシング。

 アイシングしたあと、日帰り温泉に行くのって、いいんだか、悪いんだか。

 U先生には「お風呂、入ってもいいですか、温泉もいいですか」とたたみ込んで聞いたら、笑って頷いていたので、悪くはないはず。

 今の私の楽しみと言ったら日帰り温泉だけ!

 相方は自分だけ毎週末あちこち行ってるくせに、なかなか遠出してくれないし・・・(ブツブツ・・・)

 ただ相方には手術などでいろいろご迷惑おかけしましたので、本日はチョコレートを奮発しておきました。今後ともよろしくお願いしますね・・・

 

 

 

術後3週間ーー退院後最初の診察とリハビリ

 退院後、最初の診察。

 お天気が良くてよかった。

 心なしか、病院も静かな感じ。

 診察では、すぐに膝のエンドポイント確認。

 U先生「まだ、少し硬いから、リハビリしっかりね。夜は装具外していいですよ。階段は降りられる?」

 X「はい」

 U先生「手すりなしでも?」

 X「はい、ゆっくりですけど」

 U先生「だったら、昼間も自己判断で装具外していていいですよ」

 X「先生、階段は上りも降りるのも大丈夫なんですけど、こんなに早くリハビリが進むとせっかく再建した靭帯が緩んだりしないんでしょうか?」

 U先生「ああ、そういう人もいるよね。でも、その人が受けた手術では(再建靭帯が)緩んじゃうような手術だったってことだから・・・」

 X「なるほど! 失礼しました!」

 ということで、回復が早すぎやしないかと心配していたのは杞憂だったようです。

 U先生の「・・・」の部分をあえて翻訳すると、「少しぐらいリハビリが早くても緩むような手術はしていません」となるのだろう。

 PTの先生には、「公共交通機関を使う時には装具をしていた方がいいですね」と言われる。

 確かにバスや電車では、周囲に人が溢れているから、どんな動きになるかわからないので。

 とにかく捻りが入らないように気をつけるようにと注意を受ける。

 今日のリハビリで新メニューが加わった。

 ひとつは、お尻の筋肉増強メニュー。

 もうひとつはスクワットの応用形。

 術後4週目からは自転車こぐ練習ができるというので、来週もリハビリ通院します。

 病院からの帰り道は、気兼ねなく階段をスタスタ上り降りしました。

 あの、これなら車の運転もいけますわ・・・

 予定より全然早いじゃん。

 あ、それから、お風呂も温泉も、晴れて、か〜いき〜ん!! で〜す!

 早速、スパラクーアに行きま〜す!!

 

術後19、20日目(退院11, 12日目)ーー快復の速さ

 いつものリハビリ朝夕2回。

 快復は早いような気がする。

 もちろん屈曲はまだ120度に抑えているし、進展がまだ完全ではない。

 階段は入院中から登りはもちろん、降りるのも交互に足を出せて、PTの先生が驚いていた。下りは、交互に足を出せるけど、今もあえて一段ずつにしている。

 傷のシクシクする痛みもなくなった。

 明日は通院日。

 とにかくお風呂解禁を!

術後16, 17, 18日目(退院後8, 9, 10日目)ーーヘッドスパ

 毎日、地味なリハビリを朝夕繰り返す。

 ゆっくり、10分くらいずつ、細切れだけど、今日は一日合計30分くらい歩いた。

 美容院に行きたかったから。

 家も駅に近いし、美容院も駅から近いのに、結構運動した気になる。

 ついでにヘッドスパも受けてみた。

 少し歩いてみると、街には梅も咲き、菜の花も咲いていた。

 相方は今日からまた千畳敷で雪崩講習会。

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