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閑話休題ーーお見舞いおばさんによるテロ攻(口)撃

 リハビリから帰って、シャワーも浴び夕飯が済んだ頃、テロ攻撃が始まった・・・

 おばさんスナイパーから発せられる約2時間の容赦のない口撃によって、私は(知りたくもない)その人たちの家族構成、出身地、私生活の諸問題をすべて把握する羽目に陥った。

 こうした病院テロは、運が悪いと巡り合う。

 地味にきついリハビリに専念したいから、平日は相方にも来なくていい、と言っているくらいなのに、他人の身の上話や言い争いに発展しかねないやり取りにハラハラしながら、静かに隣で息を詰めているしかなかった。

 だって、どこに避難するんですか。

 リハビリの後は足を挙上して、アイシングするんだから・・・

 なんとなく腹が立って、今日はなかなか寝付けない。だって連日いろんなおばさんが入れ替わり立ち代りテロを仕掛けてくるんだもん。

 それなのに口撃スナイパーのひとりは結構ないびきをかいてるし。

 今日の作戦大成功、とかの夢でも見てるんだろうか。

 仕方がないからPC持ってディルームにやってきた。

 この次は個室に入ろう・・・って、手術はもう二度といやだけど。

 この次がないんなら、明日にでも個室に変えてもらおうかな。

 他の人がどう考えているのかはわからない。

 しかし、私は休息している間もリハビリだと思っている。

 身体の使い方を考え、同じリハビリでも、少しでも効果をあげられる方法はないかと考えている。

 たとえ、僅かでも・・・

 だから、病室にいる間も、貴重なリハビリ時間なのだ、と思っている。

 でも、そうは考えない人も多い、ということだ。

 病院なんだから、見舞客も少しは配慮すべきなのではないか、とマスターズは思うよ。