術後4日目ーーテロにも負けず
昨夜のテロにより瀕死状態で眠剤を服用。
起死回生の朝。
マスターズリハビリシリーズ再開。
四日目に突入です。
午前のメニュー。
●病棟CPMで伸展0度屈曲100度。
●マッサージ テトラ と U字棒
●膝の曲げ伸ばし 5分×3回
●quadsetting 50回
●quadsetting 電気刺激あり 手ぬぐい足伸ばし 10分
●quadsetting 50回
●足あげ(正面) 10回×3セット
●足あげ(横向き) 20回×3セット
●膝左右の柔軟性回復練習とアキレス腱伸ばし 20回×2回
●ハーフスクワット 20回×2セット
●その場足踏みと歩行3周 ×4セット
午後は
●マッサージ テトラ ボール U字棒
●膝左右の柔軟性回復練習とアキレス腱伸ばし 20回×2回
●リハビリ室でのCPM 伸展0度屈曲105度 30分
●膝の曲げ伸ばし 5分×3回
●quadsetting 50回
●quadsetting 電気刺激あり 手ぬぐい足伸ばし 10分
●足あげ 正面 横向き 各20回×3セット
●マッサージ
●ハーフスクワット 20回×2セット
●その場足踏みと歩行3周 ×4セット
屈曲は110度、伸展はほぼ0度。屈曲がコンスタントに120度出れば退院できるらしい。
明日、120度クリアすれば、退院できるのか?
えっ、早くない???
本当に50代半ばか、私???
今日は新しい発見があった。
どうやら足にくせがあって、そういうつもりはなかったのに、膝が内に入りやすいらしい。
クライミングではどうしてもキョン足をするので、内側に入り気味なのだが、常日頃気をつけていなかったので膝の柔軟性が失われて、左右へ曲がる柔軟性がなくなっていたらしい。
これを矯正するメニューを追加してもらう。
驚いたことに、右足が外に流れる癖がほとんどなくなった。
さすがプロの指導だ!
そして、私自身もいろいろ工夫してみた。
リハビリも自ら小さな工夫を積み重ねて僅かでもプラスに持っていけると思う。
私は地味だけど、一回一回の動作に注意を集中し、伸展の時には特に力をいれて伸ばすように意識している。
そして呼吸。
腹式呼吸を意識し、伸展や屈曲の最大角度がきた時には息を吐ききるようにしている。
アイシングの時には、肩甲骨周りをほぐしたり上半身のストレッチを入れる。広背筋を維持できないまでも、少しでも筋肉を保存したい。
座っている時にも、お腹に力を入れ、背骨をまっすぐにして腹式呼吸を意識する。
ずっと力を入れていると疲れるから、気を抜くこともあるけど、気づいたら、細かいアラインメント動作に注意する。
直接膝には関係なくても、しっかり意識して身体のバランスを整える。
こうして午前みっちり2時間半、午後もみっちり3時間のリハビリが終わった。
担当のK先生に、見舞いなどの予定を聞かれたので、「お見舞いは基本的に断ってます、リハビリに専念したいから」と答えた。
K先生も「お見舞いが多いと、リハビリが進まないんですよねー、17時過ぎとか日曜日とかならいいんですけど」と言う。
17時過ぎの病院テロも防止していただきたいのですが、と心の中で思った私です・・・
シャバに戻ったら、ここまでリハビリに専念できないしね。
しかし、今日リハビリ室で話したアラフィフ女性は今回が4回目の前十字靭帯再建手術だという。
高校生でバスケットをしていて2回手術し、20代で1回、その後再び断裂、そのまま放置してスキーなどを続けていたら、半月板がなくなってしまい、おかしな骨ができてしまったのだそうだ。痛くて歩けなくなり、4度目の手術となったそうだ。
ないはずの骨ができる?!
今回はU先生執刀で、半月板と前十字靭帯再建を同時にしてもらい、今日で術後10日めとのこと。屈曲が出なくて苦労していたが、無理もないと思うよ・・・
彼女は、思いっきりスポーツしたい、と悶々としていた・・・
改めて、手術する先生の技量が問われるのだと思い知らされる。
はっきり言って、必死です、私たち。