術後14週ーーリハビリ・ハイキング
U先生から、「山道を歩くのはいいですよ」と言われたので、リハビリ・ハイキング@天狗山。
天狗山は小川山へ行く途中、川上村から入る。
今回は、新人二人に地図読み指南がてら。
前日は天女山付近でコンパスの使い方の実習をして、細かく地形を読む技術をみっちり教える。
一人前のヤマヤになるには、やはりアナログでも紙の地図が使えないと仕方がない。磁北線の引き方、二万五千分の1の地形図の読み方の基本、地図の折り方、整理の仕方も教える。コンパスの持ち方、あてかた、沢や尾根の同定、山座同定などなど。
同時に、ハイキングの歩き方、ペースの作り方などの基本も教える。
それにしても、歩き方が粗雑なパーティーが多くて、びっくりする。
なんのためのハイキングなのかな?
最初からものすごいスピードで飛ばす中高年(ほぼ定年後世代)のパーティーを見ると、驚かずにいられない。
これって、シゴキ?
心臓麻痺で死にたい人たち?
若者がトレーニングのためにしているならまだしも、定年過ぎて、そんなに身体に負荷をかけてどうする???
山で突然死が増えているのもわかる気がする。
パーティーで登るなら、メンバーが全員安全に登頂して下山できることが目的のはず。
それなら、そのための歩き方があるのに・・・
今回は私のリハビリペースにぴったりの計画でした。
大腿四頭筋を使っていなかったので、太ももには少し筋肉痛はあるものの、膝は熱も持たず、マッサージとアイシングでコリや固まりをとっておくと翌日は軽くなっている。伸展は完璧、屈曲もほぼOK。膝周りがまだ少し硬い感じが残るが、痛みはまずない。走っても、多少山道でドスンと足を下ろしても、問題なし。おそらく、事情を知らない人の目には、何が悪いのか、全くわからないだろう。
術後3ヶ月半。ジャンプやアジリティートレーニングが入り始める4ヶ月めに向けて、着々とリハビリ進行中。