術後6ヶ月検診

 いよいよ術後6ヶ月。

 ニーラックスで靭帯の張り具合の測定。

 「おっ!」とPTの先生が歓声をあげる。

 見せてもらった曲線は、右と左がピッタリ一致、という素晴らしい出来栄え。

 「これだけピッタリってなかなかないから、これくらいピッタリだと気持ちいいなあ」という感想をもらう。

 筋力測定は、健側の大腿四頭筋が発達していて、患側の右大腿四頭筋はそのままなので、75% 。

 裏側は患側が頑張った甲斐あって少し良くなっており左右比較すると91%まで回復した。

 前と後ろの筋力差が2対1以上だと怪我をしやすいそうで、これはまだまだ開きがあるので、左右とも膝後ろの筋トレを続ける必要がある。

 正座も数分ならできるようになった。

 肝心の診察は、いつものニコニコU先生。

 「山は行ってるの?」

 「行きまくってます」

 「そう、山に行ってる、と・・・(笑いながらPCのカルテに記入) じゃあ、次は二ヶ月後で、それで終わりでいいでしょう」

 トントン進む。

 このところマッサージが足りないようだったので、ケアしながら、クライミングに本格復帰する。

 とはいえ、もう正対ではかなり本格復帰しており、コツナミの10cまではRP済み。これは結構かぶりが強いルートだ。

 10Bはどの壁でもOSできるので、ほとんど復帰済みと言ってもいいかもしれない。早いところ11台まで戻さないと・・・

 あとは外の岩で調整あるのみ。

 今後の診察は2ヶ月後なので、目指すのは両方の筋力差をなくすこと。