術後6ヶ月のリハビリ

 8月に入り、リハビリ室が空いている曜日と時間帯を狙って、リハビリ通院。

 手術から5ヶ月を過ぎると、リハビリの料金が取れなくなるそうで、大変申し訳ない診察代でみていただく。

 膝裏のハムストリングスを膝に移植しているため、どうしても裏側の筋力が弱い。

 筋力トレにばかり気が向いて、マッサージが少々疎か気味だったので、リハビリでは徹底的にほぐす。

 それから何種目か膝裏筋力を鍛えるメニューを練習する。

 マルチクライミングにはほぼ以前と同じように復帰してしまっているのだが、遠征に向けて、少しでも膝まわりを鍛えておきたい。

術後6ヶ月検診

 いよいよ術後6ヶ月。

 ニーラックスで靭帯の張り具合の測定。

 「おっ!」とPTの先生が歓声をあげる。

 見せてもらった曲線は、右と左がピッタリ一致、という素晴らしい出来栄え。

 「これだけピッタリってなかなかないから、これくらいピッタリだと気持ちいいなあ」という感想をもらう。

 筋力測定は、健側の大腿四頭筋が発達していて、患側の右大腿四頭筋はそのままなので、75% 。

 裏側は患側が頑張った甲斐あって少し良くなっており左右比較すると91%まで回復した。

 前と後ろの筋力差が2対1以上だと怪我をしやすいそうで、これはまだまだ開きがあるので、左右とも膝後ろの筋トレを続ける必要がある。

 正座も数分ならできるようになった。

 肝心の診察は、いつものニコニコU先生。

 「山は行ってるの?」

 「行きまくってます」

 「そう、山に行ってる、と・・・(笑いながらPCのカルテに記入) じゃあ、次は二ヶ月後で、それで終わりでいいでしょう」

 トントン進む。

 このところマッサージが足りないようだったので、ケアしながら、クライミングに本格復帰する。

 とはいえ、もう正対ではかなり本格復帰しており、コツナミの10cまではRP済み。これは結構かぶりが強いルートだ。

 10Bはどの壁でもOSできるので、ほとんど復帰済みと言ってもいいかもしれない。早いところ11台まで戻さないと・・・

 あとは外の岩で調整あるのみ。

 今後の診察は2ヶ月後なので、目指すのは両方の筋力差をなくすこと。

術後5ヶ月ーー測定と診察

 術後5ヶ月。

 まずはMRIをとり、リハビリ室で、緩みの測定と筋力測定。

 そして診察。

 筋力測定では、患側と健側との差がほぼなくなっていた。ただ、ハムストリングスを取っているので、裏側の筋肉は75%程度と弱いが、これはそんなものだそう。

 MRIの画像でも、しっかり靭帯がついているのがわかる。ピンと張っていて、緩みは全くない。

 正座はまだしていないが、積極的に正座していいそうだ。

 6週間後にまた測定をして、筋力が落ちていなければ、卒業、とのこと。

 やったぜ!

 クライミングは勝手に再開していて、特に問題なし、とご報告。

 U先生も苦笑いしながら、問題なければいいでしょう、と。

 これで晴れて復帰のためのトレーニングに励めます。それからリハビリもね・・・

術後4ヶ月ーー診察日とリハビリ

 4ヶ月の診察。

 「動きに制限はありません」と言われる。

 バンザーイ!

 リハビリ室でカベを登っていいか確認。

 もちろん正対でしか登りませんが・・・

 リハビリメニュー追加で、カベ復帰も晴れて、公にOKとなった。

 今週末は小川山で復帰戦をかる〜く流す予定。

術後15週と3日ーーリハビリ・ハイキング第二弾

 連休中は三日連続でハイキング。

 まずは、子檀嶺岳。

 こちらは長野県上田市の「上田のマッターホルン」と呼ばれている山。

 相方が見つけてきた。

 登り2時間、下り1時間強、里歩き1時間強。合計4時間から5時間近く。

 マッターホルンだけあって、下りがキモでした・・・

 次は、甲斐大泉お気楽ハイク。これも3時間弱。

 三日目は野辺山の飯盛山をみなさんが歩かないコースで。

 これも約3時間。

 まあ、これだけ歩ければ問題なし。

 昨日はリハビリ室でハムストリングスを鍛える種目を追加された。

 来週は術後約4ヶ月の診察だ。

 

術後14週ーーリハビリ・ハイキング

 U先生から、「山道を歩くのはいいですよ」と言われたので、リハビリ・ハイキング@天狗山。

 天狗山は小川山へ行く途中、川上村から入る。

 今回は、新人二人に地図読み指南がてら。

 前日は天女山付近でコンパスの使い方の実習をして、細かく地形を読む技術をみっちり教える。

 一人前のヤマヤになるには、やはりアナログでも紙の地図が使えないと仕方がない。磁北線の引き方、二万五千分の1の地形図の読み方の基本、地図の折り方、整理の仕方も教える。コンパスの持ち方、あてかた、沢や尾根の同定、山座同定などなど。

 同時に、ハイキングの歩き方、ペースの作り方などの基本も教える。

 それにしても、歩き方が粗雑なパーティーが多くて、びっくりする。

 なんのためのハイキングなのかな?

 最初からものすごいスピードで飛ばす中高年(ほぼ定年後世代)のパーティーを見ると、驚かずにいられない。

 これって、シゴキ?

 心臓麻痺で死にたい人たち?

 若者がトレーニングのためにしているならまだしも、定年過ぎて、そんなに身体に負荷をかけてどうする???

 山で突然死が増えているのもわかる気がする。

 パーティーで登るなら、メンバーが全員安全に登頂して下山できることが目的のはず。

 それなら、そのための歩き方があるのに・・・

 今回は私のリハビリペースにぴったりの計画でした。

 大腿四頭筋を使っていなかったので、太ももには少し筋肉痛はあるものの、膝は熱も持たず、マッサージとアイシングでコリや固まりをとっておくと翌日は軽くなっている。伸展は完璧、屈曲もほぼOK。膝周りがまだ少し硬い感じが残るが、痛みはまずない。走っても、多少山道でドスンと足を下ろしても、問題なし。おそらく、事情を知らない人の目には、何が悪いのか、全くわからないだろう。

 術後3ヶ月半。ジャンプやアジリティートレーニングが入り始める4ヶ月めに向けて、着々とリハビリ進行中。

術後(約)3ヶ月ーーリハビリメニュー大量追加!

 ジョグは10分走って1分歩く×2セット。

 次は15分に移行する。

 そして昨日の通院で、U先生から「山道は歩いてもいいよ」とお許しをいただく。「ただ下りで転ばないでね」と注意される。

 クライミングは先生にボルダーのイメージが強いらしく、足を急につくのは危険とのことで、積極的な許可とはならなかった。「来月はジャンプも始まるから」それまで、待ってなさい、とのこと。

 で、リハビリメニュー。

● 足の屈曲を完全にするメニュー

● ゴムバンドで足を引っ張る動作

● 片足スクワットで片足を滑らせる動作

● ランジウォーク 前方向

● ランジウォーク 横方向

● スクワットで着地姿勢

 今までのリハビリメニューのセット数を多少調整して、全部一通りこなす。

 それにプラスして、自転車、ジョグ、ステッパーなど。

 今までと同じく十分に注意してリハビリに勤しむ。

 だが・・・

 痛みもなく、膝はケガ以前とほぼ変わらない状態になってきた。

 特に動いていると何も不自由がないので、逆に気をつけねばならない。

 これまでの努力が水の泡にならないように。

 ゆっくり、着実に。